《MUMEI》

赤く染まった背中…。
皮が剥けている。


痛い…。



僕はお風呂に入った。



薔薇のお風呂…。


良い香り
でも…。


傷に染みて痛い…。


毎日
先生はくる。


毎日
叩かれる。


治ることはない。


でも血がたっぷり出ると先生は叩く回数を減らす。


服に血が染みると、ママにバレるかもしれないから。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫