《MUMEI》
アドバイス
そして聖羅と佐山は佐山のマンションへ向かった。
2人は部屋に入ると敷いてあるカーペットに腰をおろした。
すると佐山が口を開いた。
「本当に、突然押しかけておいて〜迷惑な奴だな。」と聖羅に言った。
「何よ!母さんが心配してたんだよ。ずっと連絡よこさないから、元気でいるのか。」
「元気に決まってるだろ。仕事が忙しくなってから、なかなか連絡したくても出来なかったんだよ!」
「ふーん…」
「なんだよ…母さんの事もあって来たんだろうけど、別の理由もあるんだろ。」
「さぁ〜それはどうかなぁ〜」と聖羅が答えた。
「なんなんだよ!本当のお前の企みは!」
「……。」しばらく沈黙がつづいた。
「…母さんがお兄ちゃん恋人はいないのかっていってたから…。そうよ、私はお兄ちゃんの恋人を探しにわざわ着たのよ!」と聖羅がいった。
「なんじゃそりゃあ!お前には関係ないだろ。余計な事するな!」と佐山。
「関係あるわよ!家族なんだから!」

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