《MUMEI》 第三話お姫様の説明は何ともテンプレだった まず、この世界には人族、亜人族、エルフ族、ドワーフ族、魔人族、魔族の六つの種族があるらしい。 人族とドワーフ族は仲が良い。亜人族、エルフ族、魔族、魔人族との仲は最悪いらしい そんな世界でついに魔人族と魔族による人族への襲撃が始まったそうだ。 人族は持っている限りの力を限界まで出したが、ギリギリで引き分けにまで持ち込んだらしい。 二年後、つまり現在、魔人族と魔族による襲撃がまた、始まったらしい。人族は一度目の時に力を出しきってしまったため、戦えなくなってしまった。 そのため、勇者を召喚し、人族、ドワーフ族を救ってもらおうとした結果がこれらしい。 「お願いします、我ら人族とドワーフ族を救って下さい」 と土下座してきた。流石に断るだろうなと思ったが、 「分かりました。人族は私達が救います。困っている人達を見捨てるなんてできない」 とか言い出した。 えぇ〜、マジかよ。のんびり異世界生活でもしようかなと思っていたのに。正義感強いよ 「皆も手伝ってくれ」 「勿論だぜ」 「委員長がやるなら、私も」 「人同士助け合っていかないとな」 「戦争は怖いけど委員長と一緒なら」 「お姉様と一緒なら」 「我らが女神、凛様がやるなら俺だって」 なんか、委員長と凛が、やるって言い出したらクラスが賛同し始めた。マジかよ。 これはクラスに流されていくか 「あ〜、じゃあ、俺も」 「皆、ありがとう。私達は人族を必ず救います」 「皆さん、ありがとうございます」 姫様はお礼をいった 「自己紹介がまだでしたね。私の名前はリアーナ・ルーズワールといいます。これからよろしくお願いいたします」 「よろしく。私の名前は南風 凛よ」 「あ、敬語は無しでいきましょう」 「うん♪」 凛とリアーナはすぐに仲良くなった。皆、リアーナに自己紹介をし、その後は各自の部屋が用意されていたみたいなので、各自の部屋で休息を取った。 今日はいつもより疲れました。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |