《MUMEI》
第五話
あの後、俺達は一旦解散した。
解散した後、俺は図書館でこの世界について知識を貯めていた
まず、この世界の名前アポロス。種族は六つ。地球に似ている世界だ
この世界には大陸が四つあり、人族と、ドワーフ族のいるアルカンナ大陸。エルフ族のいるポルス大陸、亜人族のいるロストカンナーム大陸、魔人族、魔族の暮らすスロークネーム大陸がある。
俺はエルフに会ってみたいし、せっかく異世界に来たのだからケモミミをもふりたい。そんな感じで図書館で時間を潰した。
その後、俺は夕食を食べ終わり現在、部屋にいる。
部屋にはメイドさん三人、執事三人、愛美、凛、俺、後何故か焔がいる。
何故、部屋にこんなに集まったか。それは俺のステータスプレートについてであった。
そもそも職業がないというのは前代未聞であり、さらに加えて筋力などのステータスが全く表示されていないのだ。
俺は試しにと思い部屋で執事に借りた木の武器をおもいっきり蹴ってみた。真っ二つですわ。これは地球の時から変わらない。すると、ますます不思議になる、俺のステータスプレート。

「執事さん、固有能力って聞いたことある?」
「その様な物は聞いたこと有りませぬな」
「うーん、何なんだろうこの硬貨製造って」
「物は試しに実践してみれば良いのではないか?」
「委員長の言う通りよ」
「分かったやってみる」
「マコチン、頑張れ〜」

まず、俺はイメージする。魔法には魔力が必要だが、一番重要なのはイメージだ。
俺の場合は能力だけど
今回、イメージするのは百円玉だ。

『硬貨製造《コインメーカー》』
「ちゃりん♪」

目の前に一枚の百円玉が現れる

「わぁ〜百円だあ」
「すごいじゃない」
「この能力使えばお金持ちになれるんじゃね?あれ?」

百円玉は数秒たつと消えてしまった

「・・・・・・何なんだろうこの能力」
「大丈夫だ、マコト君。君には空手という武器があるじゃないか」
「そうだよ」
「マコチン、大丈夫だよ。なんとかなるよ」

この後、皆に慰めの言葉を頂きました

「それじゃ、私達はこれで帰るね」
「困ったことがあれば相談にのるからなマコト君」
「マコチン、じゃあね」
「あー、皆、ありがとね。また明日」

皆とお別れを済ませ、俺は明日に備えるためにベッドに入り、寝るのであった

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