《MUMEI》 第六話 中編訓練終了後、俺は焔に剣術について、教えてくれと頼まれていたので、続けざま、焔と自主練をしていた。 加えるが俺の家は一応、代々、剣術を教えているため、俺は剣術もできる まとめると、俺は剣術、柔道、空手など、大抵の武道の技を知っている。後、興味本意で中国武術の発頸もできる。 しかし、俺はこの事を俺はまなみん、凛以外には知らせていなかった。これらの技術は全て、人を殺傷したり、制圧することを目的としたものだったからである。変に怖がられるのは嫌だったのだ。 しかし、凛とまなみんは嫌ってはくれなかったが。 では、何故、この世界に来てから見せたのか。簡単に言えばそういう世界だからである。 隠していてもそのうちばれるならはま今のうちにばらしとけと吹っ切れたのだ。 ある程度、焔に剣術を教え、二人で仲良く、風呂に浸かっている 「「ふぁあ〜」」 訓練したあとの風呂絶品だ。 「焔」 「ん?どした?マコト」 「明日も教えた方がいい?」 「君が良ければ」 「了解」 結構、打ち解けました。今では親友です。 熱い友情に結ばれている。ビィーエルじゃないけど。時折、焔が、こっちにチラチラ見ていて、頬を紅くしているけどね。きっとのぼせてるだけだよね?そう信じたいな 「あぁ〜それそろ、出るわ。焔はどうする?」 「じゃあ、俺も」 二人して風呂場からでて夕食を食べに食堂へ。 まなみんと凛と合流した俺達は夕食を食べる。ビーフシチューのような料理でした。ふかふかのパンと一緒にね。 「「「「ご馳走さまでした」」」」 俺達は両手を合わせ、日本人特有の食後の挨拶をした。 「いやー、旨かった」 「それな」 「うんうん」 「肉が柔らかかったぁ」 それぞれ料理の感想を述べ、部屋に戻る。が、何故かまた、俺の部屋に上がり込む三人 「マコト様、なにかお困りでしたら私達をお呼びください」 「あー、ありがとう。セバス」 「セバスとは?」 「俺らの世界では執事の事をセバスチャンって呼ぶんだけど、如何せん、長いから略称でセバス」 「なるほど。気に入りました」 「それは良かった。メイドさんも今日はお疲れ様。ゆっくり休んでね」 「あ、ありがとうございます」 セバスとメイドさんは部屋から出ていった。 「いやー、やっぱりマコトと一緒にいると落ち着くなぁ」 「まなみん、君は俺を何だと思っている?」 「癒しの人形」 「OK。表に出ろ」 「まって、まって。私が悪かった」 「はぁ、つまらん冗談をするなよ」 「あはは、ごめんごめん」 「そういえば、マコトは剣術以外は何ができるんだい」 「日本武道、ほぼ全て。中国武術の発頸もできる」 「全て、プロの領域にいってる化物よ。オタクだけど」 「凛、最後のはいらない。ま、凛の言う通りだけど。あー、自衛隊格闘術も習いたかった」 「これ以上、化物にならないで」 そんな話を遅くまでして、解散となった 今、俺は一人だ。俺は今、俺の唯一の武器である『硬貨製造《コインメーカー》』について考えている。 この能力、うまくいけば最強になれるかもしれない。俺は訓練の最中、魔法分野の方を見ていて、思ったことがある。 コインを爆発させたり、光らせて閃光手榴弾みたいにできるんじゃ? 俺は事前に図書館から借りてきた初級魔法の本を借りてきた。 実験開始だ。光の魔法で試してみよう。今回試すのは『ライト』。光で照らす魔法だ。 この魔法をどう使うか。やり方は簡単。 まず、硬貨製造で一枚のコインを作る。何も記されていない、コインだ。 実は俺の硬貨製造は永遠に残るのと、出したらすぐに無くなる二通りがある。前者の方では何も記されていない銀色のコインができる。他のは作り出せない。 出したらすぐに無くなる方は前者以外のことなら何でもできる。手品には使えそうだ。まぁ、使う機会はないと思うけど さて、魔法の方だが、銀色のコインを作ったらライトの魔法の陣を頭に記憶し、コインに念写していく。 すると、 『魔力操作を取得しました』 『絶対記憶を取得しました』 「・・・・・は?」 俺は固まった 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |