《MUMEI》

『気づいていたのか。』


「当たり前だ。」


『テンア体の方は、もう大丈夫なのか?
それから、さっきの赤い玉は何だ?』


「さっきの赤い玉は宝玉だ。」


『宝玉…。でもなんで、テンアの体の中に入っていったんだ。』


「私は、宝玉を入れるための器らしい。」


『器…。体は大丈夫なのか。』


「問題ない。」


『そうか。』


「お話ちゅうすみません。宝玉とは?」

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