《MUMEI》
学校生活
私は相澤美羽(アイザワミワ)。
どこにでもいる普通のJK。





「美羽!おーはよ!」

『唯、おはよ!』

「うわ。何朝から七瀬のことガン見してんの。」



朝から失礼なことかましてくるこの茶髪美少女は
市位唯(シクライユイ)。
私が幼稚園の頃から一緒にいる親友!



『いやぁーあの横顔がかっこよくて。
てかガン見じゃない。ちら見だから。』

「いやどっちでもいいわ!てか美羽あんたいい加減'彼氏'いるって自覚しろ。」




そうなのです。実は私、ちゃっかり彼氏がいるのです。
いやぁーこんなぶちゃいくに彼氏が出来るとは世も末です/////


「なんだ分かってんじゃん。」

『誰がじゃくらぁああああ!!!!』

「いや自分で言ったし。」

『そうだけど!ちょっとは否定してくれたっていいんだよ!?…ん?てか私声出てたの?』



さては唯ちゃんはエスパー!?はたまた超能力!?



「やめて恥ずかしい。美羽が分かってないだけで全部声出てるから。」

『ぜ、ぜんぶ……?』

「そ、ぜぇーんぶ(はあと」

『ぎいいいいいいやああああああああ』

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