《MUMEI》

「いや壊れるわ。笑」


声のした方を見ると、そこには私の大好きな…



『七瀬。珍しく遅いね』


「まぁな。閉まんねぇの?」



そう言いながら近づいてくる七瀬。



『ああうん、まぁいつものことだから笑そのうち閉まるよ』


「かしてみ。」


『え?』




そう言うと七瀬は私の横に来た。


ち、近い…////
横を向けばすぐ側に七瀬の顔がある感じだった。


恥ずかしさに耐えかねた私は、気づかれないように少しだけ離れた。

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