《MUMEI》 「旅人様。」 後ろから村長の声がした。 俺たちは振り返った。 『村長…。』 「本当にありがとうございました。どうかこれを持っていって下さい。」 村長は、小さい袋と地図をテンアに渡した。 「これは、街までの地図とお金です。お金は5万リン入っております。 この先お金は、必要となると思うので。」 『そんな村長、お金なんて貰えません。』 「そうですよ。」 「ありがたく貰う。」 『えっ!』 「えっ!テンアちゃん。」 テンアは、小さいバックに地図とお金を入れた。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |