《MUMEI》

俺はすぐに真奈の家へと自転車を走らせていた。こんなことになるのであれば携帯の番号を聞いておけばよかった。

こんな愚痴を言っていてもしかたがない。今は真奈に会うことが最優先なのだから。

302号室、ここだ。

インターホンを鳴らす。


………………が出てこない。

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