《MUMEI》 このキノコを食べると死ぬ、と解っていたら、これを食べようなんて気を起こす奴はいない。 つまりはそういうことだ。理由なんかどうだっていい。何という毒素が体のどの部分に影響し、どう死ぬのかなんて興味がない。 死にたくなかったら食べるな。 死にたくなかったら安原に近付くな。 今の俺に考えられるのはこれだけだ。 だが理由があるなら教えて欲しい。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |