《MUMEI》

「ん?どしたの」

「ちょっと待て。離れて」

「なぁーんでー」

「本気で!お願いはなれて!」

あまりに硬質な声に仕方なく身体を離す。

「どうしたの?」

「なんでもない」

しかたないからまた私はごろごろすることにする。ケンカしたって何の得にもならないもんね。
しばらくするとまた彼氏の鉛筆が紙を叩く音が聞こえてきた。
何だったんだろ今の。
頭のいい人が考えることはわかんないや。

「お前さぁー・・」

「ん?」

「胸でかくなった?」

「何ソレ」





注意点A:上に乗らないでください

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