《MUMEI》 大切な人〜歩視点〜 麗羅チャンは、キョトンとした顔で 俺を見上げている。 それが可愛いのなんのって・・・♪ ってそうじゃなくて! 「お父さんって俺のこと・・・?」 もう1度同じ質問を繰り返す。 すると麗羅チャンは 微笑み、言った。 『そうだな・・・。 歩がお父さんなら良かった。』 少し複雑な気持ちになった。 それが顔に出ていたのか 麗羅チャンは 『嘘だよ。 歩は、私の失いたくない大切な人だから・・・。』 っと言った。 俺の心臓は、速度を上げて 動き出す・・・。 えっ・・・。 俺、今遠回しに こ・・・告白された・・・!? 「ど、どういう意味・・・?」 少しどもりながら尋ねる。 前へ |次へ |
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