《MUMEI》 嘘付くのが下手くそなお前は別れを告げて俺を抱いた その時の事は今でも忘れない 優しく、丁寧に、まるで処女を抱く時のように(あ、処女みたいなもんか) あまりに優しすぎて、暖かくて、俺の目からは雫が落ちた あれから5年 お前は死んだ そして、俺はお前も居たであろう場所に足を進めた 任務の為 そして、お前の死を受け入れるため 「Wait a minute, Shuichi」 次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |