《MUMEI》
興奮
―次の日―



学校から家に帰ると、葉月が騒いでいた。


「ほら綺麗でしょ?」


何かを遥に見せびらかしてるようだ。


「うわぁ。スッゴく綺麗だぞ葉月。」


遥はテンション上がりまくりの葉月にまたまた急上昇するような言葉をかけた。





「どぉれ。お姉さまにも見せてみなさい?」

私ははしゃいでいる葉月に向かって言った。

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