《MUMEI》
お袋の真実。
俺は兄貴の話を聞いて絶句した。

お袋が…

人間だった、なんて。

「そんな、お袋が、人間?」

「そうだ。だから、俺らみたいな人間と同じように生活できるのさ」

かつて、親父はお袋は人間によって殺されたと聞いていた。

殺されたのではなく、寿命が尽きただけの話だったのだ。

「そんな…」

「黙ってて、悪い。近いうちに話そうとしてたんだ。でも…」

「…でも?」

兄貴は暫く黙っていた。

沈黙は続いた。

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