《MUMEI》 冬凪の文学記録初めて読んだ本は、新美南吉さんの 『手袋を買いに』。『ごんぎつね』で 有名なあの御方の書いたものですね。 幼いながら意味を模索して、深みを 知った頃には……もう魅了されていて。 それから文学書以外に作者を調べ始めて 更に深いと。まるで小説のように凄まじい 話もあったりするので正に現実は小説より 奇なりというようでした。嗚呼、その 方々が生きていた時代に産まれていたら とどんなに思ったことか……歴史に 名を刻めなくとも。まぁ、そういう 歴史に名を刻む人が今を生きている とも考えられますが。そうなると…… 夏目漱石さんに芥川龍之介さんが心酔、 その芥川龍之介さんに太宰治さんが心酔。 そういうように出来ているのかもしれません。 …………嗚呼、文豪とは良き。 そんな冬凪の文学記録です。 (一名ずつ書いていきますので 話が全話続く事はありません。 ですが一人の作家の話が二章以上 続いていく可能性もございます。) |
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