《MUMEI》 「んっ…ふぅっぁ…クリ、スっ…ゃ、だぁ…」 「大丈夫だ…んっ、誰か来たら止めるさ」 「んんぅっ…はぁっあ」 すりすりとノアの耳を撫でながらクリスはこの状況を心底楽しんでいた。 誰か来るかもしれないスリルと目の前には嫌だと言いながらもキスで感じている可愛い恋人 耳を塞げばキスの音がダイレクトに伝わるのだろう、更に顔を赤くして目を瞑る仕草に更に虐めたくなる 「もっ…んんぅっ…あっおねが、クリスっ。も、ゃめっふんっ」 少しづつ近付いてくる足音にクリスは笑を深くする。 耳を塞がれているノアはそれに気付く事は無い キィッと小さな音を立てて入ってきたのは 「っ」 「(レオンか…ケビン狙いだったんだが。まぁいいか)」 「ゃっ…クリスっ…もぅっむ、りぃっっんぁっ…」 立っていることさえ困難になってきたノアの腰を掴み足で支える レオンと目を合わせればニヤリと目元を歪めるクリス レオンは唖然としたままその場を後にした 前へ |次へ |
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