《MUMEI》
番外編 オメガバース レオン 1
ノアと番になって数ヶ月

発情期が近いのかノアは休みを取って巣作りをしている

俺のジャケットやシャツ、ズボンなど俺の匂いがする物で作ってる姿がまた愛くるしい

オマケに来ている服が俺のカッターシャツと来た

ずっと傍に居てあげたいのは山々だが、仕事がある為そうもいかない

「ノア、俺は仕事に行ってくる。身体に変化があったら直ぐに電話しろよ?」

「ん…行ってらっしゃい…はやく、帰ってきて…」

「あぁ」

チュッと額にキスを落とせば物凄く嬉しそうな顔で微笑まれる

Oh my god.....



「レオン、ノアは大丈夫なのか?」

「いや、心配なラインだな。今ならヒートが来る可能性が高い」

「なら今日は早く帰った方が」

そうケビンが言おうとした時、レオンの携帯が鳴った

「すまない…ノア?」

『レオン…からだ、熱い…も、たすけてぇ…』

吐息の混じった声で言われ、レオンの身体(レオンJr)も暑くなる

「わかった。直ぐに帰るから、待ってろ」

『ん…』

「少しの間だけ我慢してくれよ。愛してる」

携帯を切り、レオンはその話を聞いていたケビンにあとは任せ、走って愛する者の所へ行った

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