- 無銘文庫

《MUMEI》

何時もの通学路ですれ違うオレンジ色の髪の人

彼は何時も挨拶をしてくれる

すれ違うだけの彼に惹かれ始めたのは何時からだろう

すれ違うだけなのに胸の音が五月蝿い

後ろを振り向きたい

彼の大きな背中を見届けたい

前へ |次へ

この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する