《MUMEI》

お兄ちゃんだめえぇ!!

縄奥 作

【お兄ちゃんダメェ…】


1話

 私が小学5年生の頃、狭い家と言う事情から中学一年生の兄と小学4年生の弟と三人で寝起きを共にしていた。

 その頃、八畳の居間と六畳の両親の寝室に六畳の子供部屋の2DKの間取りは、そんなに狭さを感じることはなかったものの、ある時から急激にその狭さを感じるようになっていた。

「あんっ! お兄ちゃん…」
 深夜、両親も下の弟も寝静まった頃、突然私の布団に横に寝ていた兄の公彦が入って来たと思うとパジャマの裾から手を入れられ膨らんでもいない乳房に手を這わせられた。

「しっ! 静かに…」
 兄は驚く私の耳元で囁くとそのまま私の乳房を手の平で回し時折乳首を指で転がした。



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