《MUMEI》 オーディションこれだけでエントリーを見合わせた人は、交通費を参加賞がわりに支給されて帰った。 10名ぐらいだったろうか。 エントリー組は地階レストランで昼食後に、オーディションだった。 ▼ 説明会場の部屋がそのまま控え室になった。 審査は一人ずつ隣の部屋で行われた。 男女3人ずつの審査員(スポンサーなのかテレビスタッフなのか詳細は不明)の面接だった。 受験者は上半身裸になってもいいし、ならなくてもいいし、 ブラジャーやタンクトップも可だったから、 つまり、服装は自由だった。 さらに、立ったままでも椅子に座ってでもよかった。 見ていると、7割ぐらいの女性が半裸で控え室を出ていくようだった。 裸であろうと着衣であろうと、 商品のイメージに合う女性が合格するのだから、 私は、白いワンピースをあえて脱がずに着席して、清楚さをアピールする作戦に出た。 前へ |次へ |
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