《MUMEI》 全裸でポーズ次のポーズはまず美術モデルとしてはありえない形だった。 入場行進のひとコマといったら想像つくだろうか。 両腕を前後に水平になるまで振り上げ、片脚も太腿が水平になるまで上げ、片脚で支える。 長時間キープできるはずがないが、写真ならなんとかなった。 思い切って振り上げた瞬間にフラッシュが光った。さすがにプロのカメラマンだ。無駄にシャッターはおりない。 そういう写真が必要なのは、腕と脚の横(内側と外側というべき?)にあるツボの総観を示すためだ。 前後左右のうち、前と後は直立の写真でわかるたが、横となると、なるほど、こうするしかない。 ▼ あとはパーツ撮り。 ツボが集中しているのは、とくに顔面と脊柱だが、臀部も結構念入りに撮られた。 掌と足の裏は、プロ向きのスポットではないらしく、軽くスルー気味だったが、 女性器周辺を撮影されるとは思ってもみなかった。 会陰(えいん)という大事なツボを外すわけにはいかないらしい。 前へ |次へ |
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