《MUMEI》
お試し
シュッシュッとコンテ(鉛筆みたいなもの)が走る。

依頼を受けた私は期日に少年の家に行った。

まずは、両親もいるリビングでコスチューム(着衣)のモデルとなった。

実はコスチュームは初体験だった。
緊張する。早くヌードになりたい。(マジ)

結構イケメンの少年はリビングにイーゼルと椅子を持ち込み、同じく椅子に座る私を横目にチラチラ見て、コンテを走らせている。

それはプロのモデル相手に背伸びしているようには見えなかった。
新鋭のプロ画家そのものだった。

出来上がったデッサンは、なるほど美大志望者の作品だった。
ヌードやってなくても、基礎はできてるんじゃない?
私は、そう思った。


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