《MUMEI》

数日後、しばらくの間は、親戚中が私の世話を拒んだ為、寮をひとまず出ていき
代理人が私の世話をすることになったが色々なな都合上しばらくの間は今の学校のままという事になった

今、辛くてもいつかはこの脅威的な目から解放されると思うとほっとしていた、だってもう、私の居場所はどこにもない

事件から一夜あけた時、平穏だった部内も数日経つと教室と同じように
「あの子だよほら」

「普通に学校に来てるの?」

「何を考えているか分かんないから怖いよね」

風の噂で全校中に広がっていたらしい

物珍しさか皮肉る為にわざわざ教室だけではなく部室
にも生徒が見物にきてしまった

そんなことからか弓道部の練習後、部長から話があると呼び出された
部室にはオレンジ色の西日が差し込む時間になった

部長と私の二人きり

部長「あのさ、、、悪いけどここの部にいると皆が集中できないから他のところあたってもらってもいいかな?ほら、怖がってる部員もいるからさ、、、きっとここの学校もどこにいったて居場所ないだろうけど、、、私からはこれだけよ」

彩音「、、、じゃあ次の大会はどうするですか、、、?この部員、皆で一緒に行こうと約束したじゃないですか!?」

もしかしたら、これだけは譲れなかったことだったのかもしれない

そう、あと数週間で大きな弓道の大会があった
今年度の部員で楽しんでこようと声を掛け合っていた

「何、寝言をいってるの?今、そんなこと言える立場じゃないのわかる?学校の名前に泥を塗るようなことなんてしないで!表にでず静にしているのが身のためでしょ」

私にそう言い放った

もう、私の知っている優しい部員は居なかった

ひとつひとつ私の居場所が消えていったー

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