《MUMEI》 教室にはいると一同はぽかんとした顔立ちをしている 着席しても注目される始末 隆史「なんで、お前、校章バッチをつけてんの?おかしくない?」 彩音「今日だけつけてくださいといわれたの、あとは素直に引き下がりますから」 隆史「はぁ?マジおかしいから!」 桜「大丈夫よ、もうすぐおしまいだから」 隆史「確かにそうだな」 陽菜「表面の世界ともさよならということ、もちろん、この学校ともね」 いよいよスピーチが始まった そんな中、学校内外からの先生達も集まっている なんとなくだがひそひそ話ているのは分かっていたが 今日いらした外国語の講師の先生はなにを話しているか日本語がわからないためか理解はしていないようだった 話す相手はジョルジュ先生という外国語の講師で結構有名な先生だそうで歓迎のスピーチのあと、部活の事、将来、外国語を使ってどんな職業に就きたいかをはなした それから、10月のイベントのマスカレードパーティーが楽しみなことをこっそり話した 学校では習わない方法ではなしたので誰も何を言っているのか分からない様子だった この時点で気に入らない桜 「ちっ!なによ!あんなやつ!」 本来なら評価する際、指摘するだろうがそんな態度もきっと後ろにいる校外の先生達は指摘せずスルーするのだろう きっと「あの事」の子だから 前へ |次へ |
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