《MUMEI》
隣のクラスに着いたものの、人は居ない。
少しガッカリした。
何気なくノートの裏を見てみると、名前が書いてあった。
「『宰悼 緋駿(サイトウ ヒトシ)』…?」
聞き覚えがあるな、と考えていると____
「何ですか。」
誰も居ないハズのクラスから声がした。
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