《MUMEI》

俺は君に恋をした。
桜が舞った校庭で君は一人、立っていた。

「何してるの?」

そう、声をかけると

「何もしたくないから、ただ立っているの。」

そう、感情の込もってない声で言った。

そしたら、どうしようもなく寂しくなったんだ。

次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫