《MUMEI》
俺は君に恋をした。
桜が舞った校庭で君は一人、立っていた。
「何してるの?」
そう、声をかけると
「何もしたくないから、ただ立っているの。」
そう、感情の込もってない声で言った。
そしたら、どうしようもなく寂しくなったんだ。
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