《MUMEI》 快適飛行船の中は映画館にプール、大型のショッピングモールなど、数えきれないほどのお店があった。 魔法使いが出した飛行船は、めちゃめちゃデカかったのだ。 ハルトはとても興味津々だった。 『なんでこんなにたくさんのお店があるの!?』 「それはね、ハルト。この飛行船は無人運転の代わりに快適に過ごすことでより早く、安全に進むんだよ。」 それを言ったらハルトは一番最初に大きなアイスクリームを食べた。 お金を払わなくていいと思ったからだろう。 その笑顔といったら、可愛い以外のなにものでもなかった。 魔法使いはそんなことを考えながら映画館に行って人気の映画を観に行った。 飛行船の外では今にでも降りそうな怪しげな雲が集まっているとも知らずに。 前へ |次へ |
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