《MUMEI》
ハルト side
魔法使いさんにバレてから、数分が経った。

僕はこの空気に嫌気がさして、ある呪文を唱えることにした。

『Show up,dragon(ドラゴンよ、現れろ)』

その呪文とは、ドラゴンを召喚させる呪文だった。

するとたちまち木が大きく揺れ始めた。
そして数秒もたたないうちに大きな灰色のドラゴンが現れた。

魔法使いさんは少しびっくりしてるようだ。

『安心して、魔法使いさん。レオっていうんだ。噛んだりしないから、早く背中に乗ろう。レオが連れてってくれる。』

魔法使いさんと僕はレオの背中に乗って空中を飛び回った。

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