《MUMEI》

「天野、井上、上田、大竹…………」

いつもと変わらない朝だ。

「徳井、原西、宮田…宮田!……宮田 祐介!」

(やっべ、俺だ)

「はい。」

「ったく、ちゃんと返事しろよ。…宮迫、山崎、山里……


きょうつけ、れい。


HRが終わり、教室が一気にざわつく


「祐介、寝不足か?」

話かけてきたのは幼なじみの佐藤 大樹。

「まぁな、あんだけ地理のレポート書かされりゃな。」

「お前がやっとかないのがいけないんだろ、あれだされたのいつだと思ってんだよ、」

「うるせぇ。」




「おはよう、二人とも。」


うちらのとこに来たのは高橋 真保。
こいつも小学校のときからの付き合い。

なんだかんだ俺たち3人はいつも一緒にいる。

そして、
今日もまたいつもと変わらない一日がはじまった。

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