《MUMEI》
トモダチ
そんなことがあってから、私は人に優しくされようと親に報告はしないようにした。

「優鑼々ちゃん。私も手伝うよ!任せて!」
「ありがと……。」
「当たり前じゃん!トモダチだもん!」

それでも、みんな私から離れようとはしなかった。
トモダチだってさ。

__バカみたい。

みんな、おかしい。

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