《MUMEI》
地球
『起きてよぉ』

そんな声がした。
ハッキリと聞こえていたのは、なぜだろうか。

目を開いた。

「ここ、どこ…?」

体を動かすよりも先に。
脳が考えるよりも先に、声がでていた。

僕の目の前には、地球があった。

あまり距離を感じない位に近い。
でも、その地球は青くて、ずっと見ていたくなる位に綺麗だった。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫