《MUMEI》
鬼ごっこ
鬼ごっこ。
その言葉に反応する。

「なにそれ?ナメてんの?」

僕は鬼ごっこが大の得意だ。
それなのに、鬼ごっこなんて。

『ルールは簡単!笛が鳴ったらスタートで、次に笛が鳴ったら終了!君が逃げきれれば、現実に戻ることが出来る。ただし。』

そう言いかけて、奴はニヤける。

『僕が勝ったら君も<仲間>だ♪』

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫