《MUMEI》
意味が分からない
   〜麗羅視点〜


朝、目が覚めて


鼻歌を歌っている自分に気がつく。


こんなに学校へ行くのが


楽しみに感じたのは


初めてのことだった。


通い慣れてきた通学路に


たんぽぽが咲いている。


ただそれだけのことなのに


微笑んでいる自分がいる。


学校に着き


教室のドアを開ける。


すると私の席に


誰かが座っていた。


「麗羅チャン、おはよう!」


『村上・・・。おはよう。』


村上は、私に席を譲り


隣の椅子を持ってきて座った。


少しの間沈黙が流れる。


沈黙を破ったのは


・・・・・私。


『村上、昨日はごめん。』


「いや、いいんだ。


今日は、ちょっと確かめにきただけだから。」


『・・・何を?』


「麗羅チャンは、


歩って奴のことが好きなの?」


『好きだよ。』


「恋愛感情で?」


恋愛・・・・・感情??



そんなこと考えたことなかった。


だって愛は、冷めていくものだから・・・。


だったら友達として


一緒に居られる方がいい。


『・・・違うと思う。』


その時、一瞬胸をかすめた痛みは


きっと気のせい。


「・・・・・そう。」


村上は、腑に落ちない


っという顔をしたが


「まぁいいか・・・。


でもまだ負けって


決まった訳じゃないから


俺、諦めないから!


じゃあまたね!」


っと言って村上は


去って行った。



意味が分からない・・・。

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