《MUMEI》

僕は、倉憂の手首を固定している手錠を外した。
なんでかって?
それは後でのお楽しみ。

そして、僕は倉憂にある薬を射った。
本日二回目の注射だ。

するとたちまち倉憂は、

「なんか、命令してください。」

と、言ったのだ。

『くふぅぅぅ!可愛いねっ!』

倉憂は受け薬のせいで目がトロンとしている。
そして、僕が今射ったこの薬とは、命令されたい!という願いを強くする薬だ。

だから、今倉憂は僕の言いなりってわけ。

「あのさぁ。ねぇ。チューしよぉ!」

『ん〜?いいよー!』

倉憂が普段言わないような事を僕は言わせられるのだ。

すごいだろ!

僕は倉憂に言われた通り、キスをした。

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