《MUMEI》

私は君を振った。

大好きだった君に、いつしか興味を示さなくなった。
私が振った翌日から、君は変わった。

前よりも、もっと怖くなった。

学校で目を会わせると君は睨んで、舌打ちをするようになった。
前はニッコリ笑ってくれたのに。

私は、怖くなった。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫