《MUMEI》 私は、本当に根暗になった。 いつの間にか、羅明ちゃんと私は逆転した。 羅明ちゃんは亜望(あのん)ちゃんと呼ばれて、 私は羅明ちゃんと呼ばれた。 本当に 本当に私と羅明ちゃんは変わってしまった。 まるで、私と羅明ちゃんが入れ替わってしまったかのようだった。 それなのに、私はどうでもよかった。 私は一生羅明として生きていくんだって思った。 それでも良かった。 だって、私は何も出来なかった。 羅明ちゃんをいじめていた子は、皆死んだ。 あぁ。 そうだ。 死んだんだ。 皆。 なんで忘れてたんだろう。 ていうか。 なんで私は生きてたんだろう。 死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。 死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。 死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。死ななきゃ。 私は、学校を抜け出した。 そして、走って家に帰る。 数分で着いた。 私は引き出しに閉まっていたカッターを手に取った。 そして、リスカで傷だらけの手首に向かって。 【ブシュッ】 思いっきり、突き刺した。 前へ |次へ |
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