《MUMEI》

『よぉ。亜未(あみ)』

佑十は、名前を呼んだのが亜未だったこともあり、ホッとしていた。

可愛い。

『ねぇ。真君。あんたのファンが待ってるよ?なんで行かないの?』

こいつ(亜未)はいつも突然なんだよな。

「あー?どうせ3分の2が佑十狙いやで。」

いっつもそうだ。
佑十はおかしいくらいにモテる。

本人は気づいてるのかいないのか。

しかし、果奈を好きでいる佑十にとって、女子からモテるのは苦でしかないだろう。

多分、女子の大半はあの笑顔に惹かれたのだろう。
佑十の笑顔はくそ可愛いからな。

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