《MUMEI》 嫉妬聖羅は佐山が菜々に好意を抱いている事に気付いた。 しかし…。 認めることは出来ない。 なぜなら、もちろん気に入らないからなのだ。 (あの澤木って人顔は人並みだし、頭も特別いい様には見えないし…。お兄ちゃんには似合わない!釣り合ってなぃッ!…まぁあの人にその気がなければ別にいいんだけど。) と聖羅は考えた。 それなら話は早い。佐山を説得してあの人をあきらめてもらえば完璧だ。 しかし問題は佐山がスンナリとあきらめてくれるだろうが…。 そこらへんはあまり考えていなかった聖羅なのだった。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |