《MUMEI》

うん。予想通りの反応。

何せ、デートの途中で「見たい番組あるから帰りたい」などと言い出すぐらいである。
おかげで誕生日に指輪でもプレゼントしようかと貯金していたン十万円も、結局現在彼女が食い入るように見つめている液晶TVになってしまった。
まさに君はTVっ子。あの曲は誰が歌ってたんだっけ?

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫