《MUMEI》

リビング--------------


先生とママが喋っている。


「悪魔さん…。」


「分かっています。ママが消えるの見ますか?」


「あっいえ…。」


きっと
この鎌でママを
消すのだろう…。


僕をその場に座り目をつぶり、耳をふさいだ。




僕はリビングに入った。

2人とも僕の姿は見えない。


僕はお客様のママの後ろに立ち

「売買開始します。」


鎌を振り落とした。

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