《MUMEI》 かすみは求められるままに色々なポーズに取り組んだ 最期は椅子にまたがり大きく足を広げた まるでセックスの前の高揚感を感じているかの様に 男性も女性も必死に描いていく 「凄い恰好 アソコが丸見え」 「ホント、かすみさんがこういう恰好するとはね」 「それにしてもアソコ濡れてきてないかしら」 女性社員たちは、囁き合っていた。 「ハイお疲れさま」 かすみがお辞儀をする 皆も礼を言った ポーズが終わると品評会をした 「やだ赤星君 かすみサンのあそこだけ描いてる」 23歳の赤星の絵に 女性社員がざわついた 赤星の絵はかすみの性器しか描いてなかった 赤星は真っ赤になる 「かすみさんあこがれだったから」 「全くもう赤星君たら」 「私の顔も描いてよ」 かすみがすねた様に言う 「すみません かすみさんのおっぱいもお尻も魅力的です」 「そうじゃないでしょ」 大笑いになった 赤星が謝りに来た 「すみません」 かすみは裸体に靴下だけはいている状態だった ポーズ台の上に置かれた椅子に座りながら赤星に笑いかけた 「平気よ 気にしないで でも次は他の所も描いてね 胸でも尻でもいいから」 ショーツを手に取ると履き始める 綺麗なお尻がプルンと揺れてショーツに隠れた エリカがやってきた 「赤星君 全くデリカシーがないんだから」 エリカは次やったら出入り禁止を告げた 「そんなあ」 「エリカちゃん許してあげて」 かすみはブラを着けながら言った。 「かすみさん 女性社員の印象いいみたいですよ」 「ほんと?」 いつも清純そうなかすみがヌードになってさらけ出しているのだ 少し女性社員の距離が縮まったのかもしれない 「かすみサンが羞恥心に耐えながら裸になってるから 頑張って描かないとと思って」 女性社員は口々に言う 「ありがとうみんな」 かすみは嬉しそうだ 「ハイ休憩」 「かすみサン休憩のとき位 服を着たらいいのに」 女性社員が言った かすみは全裸で椅子に座って飲み物を飲むか本を読んだり話しかけたりしている 「私はヌードモデルだし 休憩のときも裸を見られてないと 確認したりしたいでしょ」 「プロ意識高いんですね」 皆が感心した。 「エリカちゃんがそういうから」 ポーズに従うときはきちんと横に手を置き直立不動で 真剣に聞いている 一人一人のポーズの要求に真剣に聞き入ったりする 女性社員達は感心した。 「赤星君 今日は私のおっぱいやお尻も描いてくれてるのね」「すみません下手で」 赤星は俯く 「段々上手になるから」 かすみは励ました。 前へ |次へ |
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