《MUMEI》
1つの疑問
   〜麗羅視点〜


・・・・・・・・な、何か


視線が痛い。


周りを見渡すと


みんなこちらを見ている。


・・・・・・・えっ何!?


少し挙動不審になる。


すると栄実が


「どうしたの麗羅?」


っと尋ねる。


『いや・・・、何か視線が。』


栄実も周りを見渡す。


「麗羅の笑顔が


可愛いから、みんな見てるんだね☆」


っと言って笑った後に


栄実は一瞬苦い顔をした。


でも、見間違えかな


って思うぐらい一瞬だったから


何も聞けなかった。


チャイムが鳴り、ホームルームが始まる。


みんな自分の席に帰っていった。


海は、隣りの席の男の子と


しゃべって笑っている。


歩も授業中よく


寝たり話したりして


先生に怒られている。


ん・・・??


あれ?その時


私の中を掠めた1つの疑問。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫