《MUMEI》

周りはもうグループを作っていたので 私は一人になってしまった。
 
 
 
どうしよう…
 
 
不安が込み上げる
 
 
『明菜さん、まだ決まってないのかしら??』
 
 
先生が近づいてきた。
 
 
「…ぁい、悪いです…」
 
 
「え?」
 
 
「具合わるいんです!!」
 
「じゃ、じゃあ 保健室に行ってなさい。」
 
いきなり私が大きな声を出したので先生もびっくりしているみたいだ
 
 
具合悪くもないのにとっさに嘘をついてしまった
 
 
とにかくこの場所から逃げたかった…
 
 
 
そう…この教室というなんとも悲しく冷たい場所から…

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