《MUMEI》
水の惑星
亜未は考えた。もしこの星から水がなくなってしまったらどうなってしまうのだろうかと…。
水は人(ヒト)しか作れないから、これから先に水を造る能力があるヒトが生まれなければ、地球は……滅んでしまうのだ。
年々、水の能力者が減ってきている。
これは地球にとってずっと前から大きな問題になっているのだ。
「もし…私が死んでしまったら、また能力者が少なくなってしまう。」
と亜未は呟いた。
そこへ亜未の友達の、花音(カノン)がやって来た。
「亜未ったらまたひとりで考え事なんてしているの?」
「花音。うん。ちょっとね…。」
「ふぅんー。」
花音は腑に落ちない様に返事をした。
「そうそう、亜未、おじ様から聞いた?他の星から水の能力者を探してくるんですって!」
亜未は「花音!それ本当なの?」と聞いた。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫