《MUMEI》

俺は裕斗の頭を軽く掴みそこから高まりを抜いた。

裕斗は唇の端の唾液を親指で拭い、ゆっくりと見上げてきた。




「気持ちよく…なかった?」

潤んだ、不思議な眼の色で不安げに言ってくる。




しかしまだ片手は俺の根元を掴んだままで…





…エロい…、この子…何かめちゃくちゃエロくないか??




「いや…、どうせなら…、はあ、…なあ、
もう俺手加減出来ねーぞ?
もう堪んねーって」


「やっぱりヘタなんだ…
でも俺頑張りたい、
頑張らせて」




また口にパクリと含まれ、今度はさっきより強く吸われだした。


「だから違うってばよー、イきそうだから止めて欲しかったんだって…もう…
はあ…、口ん中に…出しちまうって……」



「ンッ、イって…、ンッ…イって…」

裕斗は更に頑張りだす。
舌が絡まってきたり強弱をつけたり、
激しく出し入れしたり…




「あーもう!くっ…
はあ…、…ゆうちゃん…ダメ…」




上手くないの



上手いに訂正!



多分、最初はジらされてただけだ…。




なんか段々上手く攻められてるし…、


てか、なんか…






慣れて…ないか…?

前へ |次へ

作品目次へ
ケータイ小説検索へ
新規作家登録へ
便利サイト検索へ

携帯小説の
(C)無銘文庫