《MUMEI》
豪寒日
「うぅ゙〜、さっび〜」

「近いからってそんな薄手で来るからでしょ〜?」

隣の幼なじみの家に来るだけで、俺の身体はガッチガチ。

雪、なめてたぜ!!


「こたつこたつ!!
ふぃ〜、あったけー!!」
こたつ最高ー!!


「何その顔〜、まぬけ〜」
言いながら暑いココアが俺の前に置かれた。

「おっ、さんきゅ〜」

コクコク飲んでいると、なぜか座らずにこっちに近づいてくる気配。

気にせずココアを飲んでいたら…

「!!??」

「うちさっきまでこたつにいたからさ。あったかいでしょ??ふふふっ」

後ろからギュウゥっと抱きつかれてしまい、

(やっべー…)

ココアなんか、飲んでられなかった。


冬、最高…

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