《MUMEI》

「あぁ、だから安原の近くにいると死んでしまうんじゃないかと思っている」

「だから高校生が次に死ぬと思ったのね、もしかして次に死ぬ人を知っていたりするのかな」

−−なんて白々しい質問だと思った。やはり俺が考えたとおりに真奈は俺と同じ運命を辿っている。俺はかなりの手応えを感じた。

「次に死ぬのは………俺なんじゃないかな………なんて思ってるよ」

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