《MUMEI》 高校1年、初夏。その日あたしは微熱があって、 でも、そこまでひどくないから授業に出ることにした。 ―やっぱちょっとキツイかも… そう思ったあたしは昼休み、友達のマキに付き添ってもらって、 保健室で少し寝ることにした。 マキが見に行くと、保健室には先生が居なかったらしく、 『先生探してくる!先に行ってて!!』 と言うマキの指示通り、 ―渡り廊下を歩いている時だった。 『危ない!!!!』 ―そんな声が聞こえた気がしたけど、 朦朧とした頭では、何も判らなくなっていた。 前へ |次へ |
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